世田谷 放射線量下がらず対応検討

NHKオンラインニュースより。・・・通学路の除染は困難を極めるようですね。わたしは、9月議会で、通学路の除染を求めています。横浜では、マンションの屋上でストロンチウム検出。首都圏の放射能汚染は深刻です。



10月13日 4時11分
東京・世田谷区の区道で、1時間当たり最大で2.7マイクロシーベルトという高い放射線量が検出されました。世田谷区は、道路の表面を除染しても放射線量が下がらないため、専門家に相談して対応を決めることにしています。

世田谷区によりますと、高い放射線量が検出されたのは、世田谷区弦巻の区道の長さ10メートル、幅1メートルの歩道部分です。区が今月4日に測定したところ、1時間当たり最大でおよそ2.8マイクロシーベルトと周辺に比べて特に高い放射線量が検出されたということです。このため世田谷区は、高圧の洗浄器を使って道路の表面を洗浄しましたが、1時間当たり最大で2.707マイクロシーベルトと放射線量はあまり下がらなかったということです。これは年間の放射線量に換算すると14.2ミリシーベルトで、国が避難の目安としている20ミリシーベルトを下回っていますが、計画的避難区域に指定されている福島県の飯舘村役場の12日の測定値よりもやや高くなっています。この区道は、ふだんは小学校の通学路になっていて、近くに幼稚園もあることから、区はこの場所をコーンで囲って立ち入らないよう呼びかけています。放射線量は、通常、汚染されている路面に近いほど数値が高く、路面から離れて高い場所で測ると低くなります。ところが今回の場合、路面付近よりも50センチから1メートル離れた場所の方が高い数値が検出されたところもあるということです。さらに道路の表面を除染しても放射線量が下がらないことから、世田谷区はどのように除染していくべきか、専門家に相談して今後の対応を決めることにしています。


横浜市は港北区の住民から、マンションの屋上にたまっていた土から放射性ストロンチウムが検出されたという情報が寄せられたことから、周辺の道路の側溝から採取した堆積物などを検査機関に送って詳しく調べています。
横浜市は先月、港北区の5か所で放射性物質を検査したところ、大倉山の住宅街の側溝の堆積物から、1キログラムあたり4万200ベクレルの放射性セシウムが測定され、市は堆積物を撤去する措置を取っています。
横浜市によりますと、先月この地域の住民から連絡があり、「自宅マンションの屋上の側溝にたまっていた土を民間の検査機関に送って調べたところ、1キログラムあたり195ベクレルの放射性ストロンチウムが検出された」として、市としても検査するよう求められたということです。
このため横浜市は、放射性セシウムが検出されたものと同じ堆積物を、もう一度市内の検査機関に送って放射性ストロンチウムの検査をしており、近く出る結果を受けて対応を検討することにしています。
放射性ストロンチウムは、ウランが核分裂する時にできる放射性物質で、放射線の量が半分になる期間の「半減期」が29年のストロンチウム90と、50日のストロンチウム89などがあります。
カルシウムと性質が似ているため、体内に大量に取り込むと骨に蓄積し、長期間にわたって放射線を出し続けると指摘されています。
ほかの放射性物質と見分けがつきにくいベータ線という放射線だけを出すことから検出が難しく、放射性ストロンチウムが土壌に含まれているかどうか分析するには、1か月程度かかることもあるということです。
1960年代には核実験の影響で世界中で大気中の濃度が上がったほか、1986年のチェルノブイリ原発事故の際にも周辺地域から検出されていますが、大気中に放出された放射性ストロンチウムが、健康にどのような影響を及ぼしたかについてははっきりと分かっていません。
放射性物質の測定が専門の近畿大学の山崎秀夫教授は「放射性ストロンチウムは放射性セシウムと同じように気体となって拡散する。今回の事故で放出された放射性セシウムが検出された土からは、計算上、その100分の1以下の量で放射性ストロンチウムが検出される可能性が高く、原発から200キロ以上離れている横浜市で検出されても不思議ではない。マンションの屋上の排水溝付近の土などには、屋上全体に降った放射性物質が集まっているとみられるが、濃度が高いのはごく一部なので、人への影響を考える際には放射線量が高いかどうかを調べることが大切だ。線量が高くなければ特別に対処する必要はないが、心配な場合は雨どいの下や側溝など、水が集まる場所には近づかないようにしたり、土を取り除いたりして対処するとよいと思う」と話しています。
ストロンチウムについては、文部科学省が、ことし6月から7月にかけて福島第一原発から80キロ圏内のあわせて100か所で土壌を採取して分析した結果、45か所でストロンチウム89と90がともに検出され、文部科学省は原発事故によるものとみています。このうち濃度が最も高かったのは、ストロンチウム89が、原発から30キロあまり離れた地点で、1キログラムあたりおよそ340ベクレル、ストロンチウム90が原発からおよそ5キロの地点で1キログラムあたり、およそ90ベクレルでした。
文部科学省は、これらのストロンチウムから受ける被ばく線量は、6月の調査時点から50年間で、それぞれ0.00061ミリシーベルトと0.12ミリシーベルトで、非常に小さいとしています。文部科学省によりますと、放射線の一種、ベータ線を出すストロンチウムは、測定に時間がかかる上、検出装置の数も限られていることなどから、放射性セシウムに比べて、測定の数や頻度が少ないのが現状です。
ただ、ストロンチウムが検出される場所からは、必ず放射性セシウムが検出されていて、セシウムを調べることでストロンチウムの量を推定できるとしています。
今回、横浜市のマンションの屋上から原発事故に由来するストロンチウムが検出された可能性があることについて、文部科学省は、「放射性セシウムが出ていればストロンチウムが出ても不思議ではない。今後、状況をよく確認した上で、さらに地点を広げて調査を行うか検討したい」としています。

10月12日 17時29分


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