共産党の温暖化法案修正案が、ラジオで紹介されました

午前6時のNHKラジオニュース。

参議院で共産党が、修正案を提出することを報道。
温暖化ガスを30%削減すること、技術開発を促進して経済発展につながることなど、市田書記局長の説明内容が詳しく紹介されました。




地球温暖化対策基本法案に対する日本共産党の抜本的な修正案大綱
2010年5月19日 日本共産党

--------------------------------------------------------------------------------

 人類共通の課題として緊急に取り組むべき地球温暖化で、先進国の日本が国内外で歴史的な責任を果たしていくためには、IPCC(気候変動に関する政府間パネル)の科学的な要請に応えた中期削減目標を他の国がどうであれ前提なしに設定し、それを確実に実現する総合的な施策を実施していくことが強く求められている。

 ところが、民主党政権の地球温暖化対策基本法案は、中期削減目標が前提条件を満たされない限り施行しないことや、基本的施策でますます原発依存を強める一方で、国と産業界との公的削減協定の締結など実効ある施策がないなど、産業界頼りの姿勢から転換できず、2013年以降の国際的枠組みづくりもリードできないものとなっている。

 そこで、以下の主要な事項について、日本共産党の抜本的な修正案を提案する。

 第1、法案の目的に、「コペンハーゲン合意」で明確に規定されている気温上昇を産業革命以前から2度以内に抑えることを明記し、現在の持続不可能な社会経済構造の転換を促進する規定を盛り込む。法的拘束力のある国際的枠組みづくりを阻害する「公平なかつ実効性の確保」などの規定は削除する。

 第2、中期的目標について、すべての主要国の合意を前提とする規定は削除する。2020年までの中期目標は他の国がどうであれ前提なしに90年比30%削減を設定する。同時に、法的拘束力のある国際的な枠組みの構築及び先進国の意欲的な目標の合意に努力することを明記し、わが国が2013年以降の国際的な枠組みづくりをリードする。

 第3、基本的な施策で、欧州地域でも実施され、IPCCの第4次報告でも役割が評価されている国と産業界との公的削減協定を締結する規定を施策の筆頭に盛り込む。さらに、国内排出量取引制度では、原単位方式の検討規定を削除し、発電施設も含めた事業所の直接排出量の総量削減を定めるなどにより、実効ある施策となるものとした。

 第4、基本的な施策で、IPCCの第4次報告でも「安全性、核兵器拡散、核廃棄物の問題」が指摘されている原子力の推進規定を全面削除する。2020年までに再生可能エネルギーの供給量の割合を20%に引き上げることで、原発依存から再生可能エネルギーへの政策転換を明確に位置付けるものとした。

 日本共産党は、以上の修正案を提起し、地球温暖化対策基本法案の抜本的な修正の実現に最後まで力をつくす。

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

破滅的与党と建設的野党
2010年05月24日 11:26
 破滅への道をひた走る民主党政権。安保外交で屈服したうえ「法人税の減税が必要」「消費税の増税論議の開始」と総選挙で示された国民の変革への期待は見事に裏切られています。 安倍、福田元首相の連続投げ出しの時期とそっくりですね。政治が国民生活改善の方向に向く前に対米外交(イラク戦争支援、インド洋自衛艦派遣、給油、海兵隊基地)の矛盾噴出で政権が崩壊へ向かう。 日米安保優先の政治は日本の政権を維持できないほどにその矛盾を広げています。 
 アメリカの対外債務残高はおよそ2620兆円。家計債務(国民の預貯金)も世界最悪、900兆円を超える対外赤字です。
 アメリカは戦争をすることで景気がよくなるという政策を維持してきた国家です。 国内の製造業の資産価値の8割が軍需産業という国なのです。 一方で一般製造業は設備更新すらされず金属化工業は「主要工業国の中で最も古い工業機械を使っている」といわれるほどなのです。 GDPではEUに追い抜かれました。戦争経済のアメリカと冷戦崩壊で戦争なしで統一体をめざすEUとの差が見えてきています。 軍産複合体国家が崩壊しようとしています。
  
 民主党が国民の支持を失い、ふえる無党派層の獲得をねらって「第三極」の政党がでてきています。こうした政党もまたこの日米が抱えた矛盾には何の手立てもないのです。大阪府の橋下知事や評論家の勝間和代さんも「日本経済は必ずダメになる」といってはばかりません。「黙って負けるのはイヤだから」と橋下知事は大阪維新の会などを立ち上げているようです。
 
 日本と世界、国民の現在と未来をみつめる確かな視点が大切だと思うのは私だけではないでしょう。「経済危機から国民のくらしをまもるー日本共産党の5つの提言」や本日のブログに紹介されている「温暖化法案」などを持った政党として日本共産党の値打ちを強く感じています。 
すどう京子
2010年05月24日 17:36
よく勉強されていますね。

この記事へのトラックバック